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アルゼノン 「好きだよ」

彼の整った顔が自分の手の甲に向かっていくのを

まるで他人事のように見ていた。

 

​そこに柔らかい感触が一瞬だけ触れる。

​ 

 

​予想外すぎる彼の行動が信じられなくて

ぽかんと呆気に取られてしまう。

​ 

 

​無意識的につい口から溢れた言葉は、

あまりにも無神経なものだった。

ティア   「……!」

ティア   「こ、こうやっていつも女の子のこと

       口説いてるの…?」

アルゼノン 「……ふふっ、真っ先に言うことがそれ?

                   君って案外酷い奴だよな」

アルゼノン 「口説いたことなんかないよ。

        いつも向こうから寄ってくるから

        付き合ってるだけ」

アルゼノン 「告白したのは、君が初めてだよ」

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